ラヴァーズ・ロックの代表的なレーベル、D.E.B.MUSICの正規再発シリーズの中でも最大の目玉となるのがこのアルバムで、再評価の火付け役となった傑作コンピ“Relaxin' With Lovers Rock Vol.1”によって大きくクローズアップされたガールズ・グループ‘15-16-17’のシングル音源に未発表音源を追加した編集盤。デビュー当時15歳だったソニア・ウィリアムス、16歳のクリスティン・マクナブ、17歳のレイデット・マクナブの3人組によるキュートなヴォーカル&コーラスに溶かされた人も多いと思うが、Diana Ross & The Supremesの有名曲をカヴァ−した‘Baby Love’がなんと言っても最高だ。一方、今回が初のお目見えとなる曲に目を向けると‘Funny Feeling’‘Weather’‘Magic Touch’‘I've Watching You’‘Black Skin Boys’と、意外なほどル−ツ調のナンバーが多い。いずれもSly & Robbieによるトラック、Dennis Bovellによるミックスがことごとく素晴らしく、ダブ・ヴァージョンを渇望させるほどの出来栄え。「ラヴァ−ズはちょっと・・・」という辛党の方にもきっちり聴いて貰いたいところだ。1978年のお蔵入りとなった幻の1STアルバムに未発表作品を加えた編集盤。完成していたにも関わらずリリースされなかったキッズ・ラヴァーズ幻の名曲に涙。グループ名通り15歳16歳17歳のトリオ。エンジニアはDENNIS BOVELL。2006年になって初のオフィシャル・アナログでリリース。海外でも高値を付ける一枚。asuka ando好きにも◎reggaeskarocksteady lovers rock dub レゲエ